突然ですが、長年、持ち続けていた 或いは囚われていたとも言える
当時の 私 彩光の価値観・考え・心理的状況などについて、まずは書かせていただこうと思います。
・自分を全く大切に出来ない 愛せない
・自分のことが嫌いで嫌いでしょうがない
・自分を否定し、自己卑下し、自分に対して厳しすぎる(ストイックという意味ではない)
・融通が効かず、完璧主義で 〜しなければならない 〜すべきだ という言葉をとにかく多用する
・いつも他の周囲の人・同級生などに勝ちたい! 勝ち続けなければならない!(特に学生時代)
という固定概念を持つ
上記に挙げているような 私と同じような境遇におかれている方 いた方いらっしゃたりはしませんか?
おそらく、おられるのではないか!?と思います。
では何故、自分は、そういった状況にあったのか!?と言うと、背景には以下のようなことがあった為です。
と言いますと…
自分は、幼少期より特に父親から常日頃、バカにされ見下されていました。しかも父親は、社会については何も教えてはくれないといった状況でした。
具体的には、
「お前 何もモノ知らんなー」「バカやなー アホやなー」
「頭悪いな」「低脳やな」「幼稚園児やな」
「将来、乞食になるんか」「少年院に入るんか」
「○○より下や!!(近所の同級生とかと比較して)」
「お前なんか誰が相手する?」「世間には、お前なんかよりすごい人沢山おるー」「学歴チビ」
などなど
挙げればキリがないほど、沢山の心理的な攻撃を常日頃受けている状態でした。
また、母親も精神的にとても不安定な人で、よく声を荒げたりというのが日常茶飯事で、自分の耳はいつもキンキン状態!! やる気の全く出ない気持ちになることがしょっちゅうでした。
まさに、自分の育った家庭環境というものは、落ち着ける家庭かどうか!?という部分に於いて、かなりその理想からは乖離した家庭であったと言えます。
何かの本で読んだのですが、一般的な家庭は、「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のような家庭である みたいなことが書いてあって…
「えっ!? そんなはずはないやろー!!!」ととてもカルチャーショックを受けたことを今でも覚えております。
TVで見ていて、
まさに「理想化された家族に決まっている!!」「こんな家庭像があるはずはない!!」
という考えをずっと持ち続けていました。
今でも信じることが出来ません!! 悲
どうしても えっ!? てなってしまいます。
そういう訳で、大切にされたり、愛情を注いでもらえなかった私は、とにかく自分を大切に出来ず、気に入らないことがあれば、自分で自分を身体的にも心理的にも攻撃!!しておりました。
「こんな奴は世の中から消えちゃえばいいんだー」とよく布団の中でお腹を空かした状態で思ったものです。
とにかく自己肯定感が育たず、低い状態であったと言えます。
そんな中、(母による、間違えた教育方針が逆に功を奏し)机上の勉強だけは、否が応でもさせられていたこともあって、学校の成績だけはある程度良かったのです。
よって、そのようなものしか誇ることが出来なかった当時の私は、とにかく他人より学校の成績で勝ることばかりに囚われ、より周囲よりも上の点数 上位となることだけにフォーカスした努力をしていたのでした。
(本来、勉強というものは、純粋にその分野などに関して知りたい 深めたい(知的好奇心)と思って自己研鑽等の為に追求していくもの ではないか!? 他人に勝つ為 優位に立つ為にやるものではない と今は思えます)
で、強迫観念に苦しめられ、高校受験・大学受験共に失敗!!
父の言う通り、世の中には、優秀な方が沢山いるという現実を突きつけられます。
どこで、考え方が 切り変わったのでしょうか!?
そんな人との比較 上だの下だのと考えている自分が段々とバカらしくなってきました!!
人は、生まれた時から両親も違えば、与えられている環境も違えば、出逢っていく人たちも違います。興味・関心の方向性も違うし、時間の使い方だって違うので、ある分野に於いては、自分の方が優ったり得意であったとしても、違う分野に関しては、劣ったり不得意だったりするものだ
ということにようやく気がつき始めます。
もっと言えば、
世の中、70億ほど人がいる中で、人生に於いて出逢う人もほんのほんの一握りと言えるのに、
たまたま横や近くにいる人より 優れているだの 負けているだの
比較すること自体、非常に無意味で無駄であることにも同時に気がつきます。
比較するなら、せめて過去の自分 だと…
少し前の自分でもだいぶ前の自分でも良いのですが どれだけ その時よりも成長出来ているのか!?に焦点を当てることが大切だ ということを大事にしていきたい!!と思えるように
ようやくなったのです。
他人との比較ではなく、自分の人生をいかにクリエイトしていくか!?
自分の歩みたいように、自己実現へ向けて1歩1歩前進していけるか!?
が とっても重要だと考えております。
(人は、確かにとかく他人と自分を比べたがる傾向にはありますが…)
また、プロフィールにも書かせていただきましたが、恋人も出来、その方が他人を大切にすることを教えてくれたり、両親からもらえなかった愛情を自分に沢山注いでくれたおかげで、考え方を改め、前へ前へと疾患をもちながらも進めることに相なった訳です。
その彼女が、母性愛を与えてくれました。
父性愛に関しては、周囲の出会った方々や自分自身によってと今振り返るに思います。
かねてより、仲の悪い父親にも「どうにか認めてもらいたい!!自分を認めて欲しい」という気持ちが強かったのですが、そういう考えもある時に捨て、
「認めてもらえないなら、自分で自分を認めれば良いんだ!!!」
と言うことに気がつき、大分 気持ちが楽になったのを覚えております。
ある時分の主治医に、
「自分のことは、自分で認めれば良いんだ」とか
「他人との比較は、全く意味がない!!」ということを話したことがあります。
主治医は、深く頷いてくださり「それで良い」と自分の発見・考えにその当時 同意を与えてくださったことが、すごく安心へとつながり、今後への大きな第一歩に繋がりました。
こういった必然?偶然?のような出来事から、精神面に於いての人生の立て直しがようやく30代くらいに入って整い オセロのごとく、悲惨とも言える日々から逆転となる日々への切符を掴んだのです!!
悪循環を断ち切る心理カウンセラー
矢畑田先生の教えにもあるのですが、
三角形を描いた時に
土台にまず、母性愛
その上に 父性愛 という
ピラミッド型だとすごく安定していると言えます。
ところが、逆三角形の状態だとバランスが悪くて何事もうまくいきません。
(ちょうどコマをイメージすると解りやすいかと… 回り切ったら倒れますよね)
これからも引き続き、
自分を大切にしていき、
第一にまずは 自分を愛してあげようと思います。
気持ちがとても楽な状態となりますし、ストレスも和らぐはずです
そうしていくと何が良いか!?と言うと、周囲の他の方をも大切に出来るということです。
順番がとても大切だと言えます。
まずは、自分を その次に他の人を となります!!
これを知って実行できれば、自分自身の人生がとても彩った豊かなものになる!!と私は強く信じております。
そして、この考え方が広まり、より多くの方が、
実際に行動に落とし込み実行できていくと、
世の中が、まさに善循環状態となり潤うのではないか!?
とワクワク感も今 持ち合わせております。
あなたも周囲との つまらないと言えよう 比較を止めたり、
小さな子にしてあげるように 自分に対してまずは、
「ヨシヨシ そうかそうか」と
(嫌なことや辛いことがあった時は特に)
大事にしてあげて、他の方とも良好な人間関係を築ける
そんな安心・安定の人生を歩んでみられてはいかがですか?