今 あなたは、両親との関係に於いて、負の感情を引きずったまま悩まれたりはしていませんか?
幼少期より、自分という存在を全く大切にしてもらえなかった。その為、親に対して心の底から、ムカつきや腹立たしさ怒りなどの感情を覚えてしまう。
いつまでもその思考がグルグルしていて心の平穏というものが一向に訪れず、
ヤキモキして苦しまれている方
一定数いらっしゃるのではないかと思います。
私も、幼少期から主に高校時代にかけて(その後も続くには続くのですが)身体的・心理的虐待を受けて苦しい想いをしました。その感情を全くと言って良い程消化出来ずに引きずりながら、常に恨みの感情が腹の内にあるような状態でした。
思春期より(精神を病んだのは、自分が当時弱すぎて対処が出来なかったから…という理由も勿論認めはしますが)
特に父親のせいでこうなった!!!とずっと長期に渡り思い悩んでおりました。
特に就職面に於いて苦労しました。100社落ちとか経験した訳ですから。当然、自分の生活費も満足に稼ぐことすら出来ません。(周囲の人からも、何故あの人は仕事していない!?という目でも見られます)
そしてまた、恋愛面に於いても(魅力的な人からは必然的に程遠いと言えますから)連戦連敗で、ずっと恋人も出来ず(周囲からのかなりの冷やかし発言も受けていた)の状態でした。
さらに、疾患によっても始終苦しめられているという まさに 踏んだり蹴ったりの状態でした。
だから、当然ながら、底知れぬ恨みを当時は持ち続けていたと言えます。
そう!! 俺の未来を 返せ!!! と…
全て上手くいかないのは、
『お前(父親)のせいだ!!!』と。
世間一般の人が手にいれる ごく普通の幸せという形が、自分には一切ない訳ですから…
そんな自分ではありましたが、ある時分、重要なことに気づき、その悩みから
一気に解放されることとなったのです!
ここで、ズバリ解決方法を提示させて頂きます。
どうしたら、親との軋轢などを原因とする悩みから、自らを解放し、
自分らしい人生を
リスタート
をさせることが出来るのか!?
それは、悩んでももう仕方のないことであるという事実に気づき、(過去は変えられない!)
親を逆にこちら側の大きな心で許してしまうこと で可能となります。
(親を精神面に於いて、下の存在(親の方が未熟で子供)と見ても構いません)
これが、自分なりの経験則に基づいた一番上でさせていただいた問いに対する答えです。
🍀 この世に沢山人が存在している中で、親も不完全な一人の人間に過ぎません!!
また、自分は、入院中に先祖を追えるところまで追い、この家族はどうしてこんな状況・状態なのだろう!?と原因を探っていった結果、やはり世代間連鎖の存在に気がつきました。色々とうまく機能していなかったことは仕方のないことだったんだーという印象も持ち、同時にいつまでも親を恨んでいても…と両親を許せるという結果に至った訳です。🍀
つまりは、それぞれの親にもその両親がいて、その両親も不完全な存在と言えますから、親がこんな人間性や性格に現在あるのも何かさまざまな経緯があるからだ!と理解すると、
自分の親にも同情心とか可哀想という感情すらも自分には生まれてきました。
こういう心境だと、親が自分に対して成してきた許せない!という内容等に関しても
意外と許せたりも出来てしまいます。
心がその結果、浄化され非常に楽になります。
(勿論、許せないのであれば、全く許す必要もないと思います)
(この世には、許せない例だって沢山存在するとも思います)
自分を長年、悩ませて来た原因というものがしっかりと捉えられ、その悩みにもう今後、右往左往させられることがなくなる訳ですから…
ここで…
自分が、大きな心を持つことが出来たのは、以下の真理に気づいたからです。
この世にまずは、完璧な人など一人も存在してはいないということ。
人というものは、絶対的に不完全であると言え、何か足りない部分を誰しも持っている。
自分が完璧だと思える憧れの芸能人だって、やはり例外なく不完全であると言えます!
だから、どこかに親を絶対的な存在であるという思い込みが自分の中に存在していて、その為、
親ならこうあるべきだ! こうあらねばならない! 何故なら親なんだから…
といった自分自身が勝手に作り上げた価値観・幻想をいつまでもお持ちだと、恐らくは辛い想いが長引くのではないか!?と思ったりもします。
いつまでも苦しく、その悩みをなかなか手放せないという結果になってしまいます。
また、親にも親の人生があり、自分には、自分だけの大切な人生がある訳ですから、
いつまでも囚われずに、しっかりと両者間に線引きをして、「どうでも良いわ!!」
自分は自分 親は親 と分つことが出来れば、本当に気持ちが楽な方向へと進みます。
例えば、皆さんも幼少期より、口うるさく 「ああしなさい!」「こうしなさい!」と親の持つ価値観や世の中のその時代に存在していたルール等で色々と行動・態度が制限されるモノの言われ方を常日頃されたかと思います。
そもそもの考え方として、それは本当に正しいのか!?と疑いの目を持ってみたり、或いは、
この世に存在するものなんて、全てどなたかが創り上げたもの
だから完璧はないし、不完全であると言えるので、本当にその価値観て誰しもに当てはまるものなのか!?ということに気がついてしまえば、様々なことに振り回されたりせず、自分なりの生き方が出来るようになっていく気が致します。(勿論、道徳・倫理観等に従って生きることも大切なことではあります)
なぁーんだ!!
て自分を悩ませていたものが、腑におち 紐解けると思いますよ。
自分に偉そうに上からモノを言っていた親も果たして全てのことが出来てはいるのか!?
といったことにも気づくはずです。
例えば、学校がいい例です。「イジメは、絶対にダメです」と教師が言い、子供に押し付けておきながら、教師間(大人の世界でも)でも普通にイジメが横行していたりする事実があったり、或いは、簡単な例で言うと、「車の運転 気をつけなさいよ」てヒトに言っておきながら、自分は信号無視やルール無視(逆走するなど)実際問題あったりしますよね。
憎き親でも…
親という立場を上手く利用し、自分自身のことは棚上げし、我が子に上からモノを偉そうに言っているだけの存在だったんだ!と気がつけると、何だか笑えてしまいます。
(勿論、感謝できる部分は、ちゃんとあります)
子供が大きくなると、親も友達のような存在になるとも言われますが、
いつまでも自分の上の存在だと思うのではなく、普通の一人の人間なのだと捉えることが出来ると、
家族すらも自分以外の人間は、全て他人(赤の他人という意味ではない!)なんだという見方も出来、しっかりと自分と自分を曲がりなりにも育てた親との間に境界線を引くことが出来ます!!
今では、過ぎ去った過去は、何をしようと変えようがないし、いつまでも親を敵視し悩んでいても と上手に立ったモノの見方をすることで、過去囚われていた悩みや苦しさから
解放されることでしょうー
まとめです。
合言葉 許すことから始めようー
親も所詮、一人の普通に存在するヒトに過ぎません。
また、
自分が親になった時に、本当に我が子を何のミスや間違いも一切犯さずに立派に育て上げることが出来ますか!?
その自信ありますか??
なんかも思ってみたりすると、仏様ではありませんが、自分に対する親の多くの失敗を許すことが出来ます。
そして、自分自身がその悩みや葛藤を見事、昇華したということで、大きな大きな自己成長へとつながったりもします。
⭐️この世の事象はほぼ、2極相反一対と言えると思います。つまり、1枚のコインです。
(1枚に表と裏という違った2面性を持つ)
それを表として取るのか裏として取るのか!?
解釈の仕方(自分の視点)をさまざまに操ることで、
マイナスのこともプラスに変わるし、プラスのこともマイナスに変わります。
(リフレーミング)
結局、全ては あなたの
一つの事実に対するモノの捉え方
で決まりますよ!!